はじまりからおわりまで

人生はきっと愛だらけ

陰毛の薄さから人生について考えよう。

タイトル通り、恥毛から人生について考えたので書きます。

私は婦人科とお薬のお世話になっております。放っておくと生理がこないのでお薬様に助けられております。薬のパワーはすごいぞーありがたや。3ヶ月に1度診察を受けお薬を処方して頂くのですが、お医者さんはパソコンに入力しながらお話されますね。私の主治医はそうです。診察の最後には次回の予約日を決定するために画面上にカレンダーが登場します。私も画面を見てこの日がいいですね〜とやり取りをするわけでありますが、左画面にカレンダー、右画面には私のデータが記されてあります。

 

そこで毎回気になってというか面白いなぁ、と思う事が記されているのですが。

 

「恥毛少なめ」

 

とあるわけです。確かに私のはうっすいよね!けどそれ書いてあるの面白いんだけど!となってたんです。これネタだわ、と思ってなんでも気楽に話せる友人のような姉にこの話をしてみました。

 

毎回婦人科行くと陰毛が薄いって書かれてるねん!そう言うと姉が爆笑すると思ってたんですが意外な反応で。

 

えーなんかそれ嫌やなー!なんでそんなこと書かれなあかんのー?

 

ネタにならなかったなぁ。そうくるか!と思って、的外れた感があって。私は人との話には笑いを取り入れることを重要としていますので、腑に落ちないなと思って後日このことについて考えてみたのです。いや真面目な話もしますよできますよいつもふざけてる訳じゃありません。

 

陰毛が薄いということと私の疾患は関係があるのかもしれません。それも1つの情報ということで書いてある。先生ですし。悪意はないですし。

 

しかし陰毛の特徴を書かれて嫌な方がいらっしゃるのかもしれない。陰毛が薄いのがコンプレクスな人もたくさんいるそうなので。そうですね陰毛にも役割があるんですもの。

 

役者さんはラブシーンの撮影のため陰毛を剃って前貼りというものを身に付けるそうなのですが、その時に陰毛のありがたさがすごく身に染みるそうなのです。陰毛がないことで汗がべっとりついて不快、生え始めがチクチクして不快、早く伸びろーーといった感じでしょうか。

 

私も陰毛の薄さに多少のコンプレックスはありました。温泉へ行くと自分の薄さに改めて気付かされるといいますか。皆目線が私の股間にいってる気がする。背が高いから目立ちますし。けれど単なる私の気にしすぎだったようで。

 

温泉や銭湯へいくと色んな体格の方がいるので私もそのうちのたった1人にしかすぎない。すごく綺麗だなぁと思う体格の方がいた時は私も見てしまいます...。私も見ている側です。そしてその時だけです。後からあの人の体...と思い出すことはほぼありません。温泉もへっちゃらです。見よ見よといった感じです。いや言いすぎた。

 

陰毛についての悩みに対するもので、陰毛の薄さを否定しない男性に巡り会えるよ、とか陰毛をいじらない人を大事にしなさいなどと男性を通して肯定感を上げるというようなものがあった。私はそうではなくて、そういう男性の目から通してではなく自分自身で隠毛の薄さを濃さを気に入ってほしいと思います。確かに愛する人に美しいと言われればもう喜びで溢れるでしょう。自分のコンプレックスも悪くないなと思えるでしょう。

 

ですがそもそも、

陰毛が薄い=濃いのが一般的

と考えてはいけないでしょう。

アイスが嫌い=好きなのが一般的

と考えるくらいおかしなことで

犬が好き=良い人

犬が苦手=悪い人

と捉えるくらいアホくさいことです。

犬嫌いな人は悪い人ってなんでなのかなぁ。てんとう虫を嫌いとうことと変わりないじゃないですか。てんとう虫は嫌われても良くて犬はなんでだめなのかなぁ。

 

陰毛なんてただの陰毛であり大事な陰毛でもあります。薄い濃い好みは人それぞれで人生通して考えたら自分で気に入るもしくわ気に入るようにする方が楽です。

 

私は自分の「恥毛少なめ」が気に入っています。蒸れないし、良いわ。人生の先々にこういう小さい事だけどすごく気になる!というものが出てくるでしょう。あそこの回転焼きはなぜカスタード味がないんだ!とか。たい焼きのカスタードは多いんですが回転焼きのカスタードってすっくないんですよ!私の周りには。美味しいカスタードの回転焼きってないですかね?

 

話が逸れましたが隠毛が薄いことから考えた人生、たどり着いたのは

 

小さいか大きいかに関わらず悩んだりした時、「恥毛少なめ」を思い出してみよう。です。

 

仕事がうまくいかないとか面接こわい試験嫌だとか恋人できないとか喧嘩したとかもうやばいとにかくやばいとか...。

 

恥毛少なめと書かれている人間、私。私は恥毛少なめの人間。恥毛が少ないことに大満足している人間。もはや恥ずかしい毛なんて書かなくても良いじゃないかと思っている人間。私の大事な一部だし。恥毛って誰がつけたんだよ。別に恥ずかしくないよー!

 

悩むこともありだけど切羽詰まった時に「恥毛少なめ」と書かれている人間私のことを思い出してくれる人がいたらいいなと思います。一見するとすごくバカなことを書いてる。けど一生懸命書いたんだよぉ。

 

大丈夫だよ。陰毛で人生が決まらないようにあなたの失敗や悩みで人生が決まるわけではない。自分を気に入ろう。自分で書きながらこれは一番に自分自身へのエールかもしれないと思えてきた。これが誰かの目に止まり、少しでも笑ってくれたらいいな。

 

恥毛少なめ人間のひらより。