はじまりからおわりまで

人生はきっと愛だらけ

私とおっぱい

 

いつから同性愛者だったのかと問われると

5歳くらいの頃からではないでしょうか。とお答えします。

幼き頃から女性が好きだったのだなぁ。

 

5歳の頃、記憶は曖昧ですが確かその頃です。

母以外の女性のおっぱいをテレビ越しに初めて見ました。

昔は裸でもモザイクをかけずにテレビに映っておりましたね、

木の実ナナ×古谷一行×火野正平

という3名の名を見ただけでピンとこられる方いらっしゃるかと思います。

温泉に入っている方々綺麗でした...。

 

初めて見たおっぱいのことをすごく覚えている理由がちゃんとあります。

単純にすごく綺麗だと思ったからなのです。

その女性は背筋がピンとして水着のショーツのみを着用している姿でした。

すごく美しくて軽やかに歩いていて...衝撃を受けるというより見惚れていたといいますか。

ほんと美しかったのです。

 

しかし、その水着のショーツのみというのはどういった状況でしょう、と疑問に思われるかと。

理由があります。

それは、水着が透けて見えるメガネを発明したぞ!というコント。

つまりお笑い番組でした。

そのお笑い番組が大好きで所々エッチなんです。

いやエッチだったから好きだったわけではありません...

出演されてる男性のことが、いつか結婚する!結婚したい!と思っていたくらい好きだったからなのです...。

それでです...何の弁解ですか...これは。

 

ですが幼少期から、

お笑い番組で女性の裸を扱うもの=本当は見てはいけない悪いもの

という認識がありました。

家族で番組を見る時居心地が悪く気まずかったのを覚えています。

 

女性の体に魅力を感じる。

同性でこういった感覚を持つことはとても気持ち悪いことなんじゃないかと、子供の頃から思っていました。

気がつけば可愛いモデルさんや美しい女優さん(主に海外でご活躍なさっている方々)のファンになり眺めている自分を、

気持ち悪いと思っていたのです。

コンプレックスでした。

このコンプレックスは隠して生きていくものだと、見せてはならないものだと。

 

それと同時に、男性と同じ目線で女性を見ているのかもしれないという自分が嫌でたまりませんでした。

私の父が浮気癖が治らない女好きの男性であったため、

自分と父を重ねて、

私は父と同じ変態なんだ。そう感じることが嫌でたまりませんでした。

 

「変態」

 

自分のことを「変態」で一括りしていましたね。

変態の私はきっと変態な顔をしているに違いない。

変態の私はきっと他者から見ても変態の顔に違いない。

変態フェイス。私は変態フェイス。

ずっとそう思っていました。

 

しかし、概念を変える一冊の本に出会いました。

 

星野源著「蘇る変態」です。

 

http://amazon.co.jp/蘇える変態-星野-源/dp/4838726619

 

申し訳ありませんがまだブログの知識が浅くあの画像付きのURLの貼り方が分かりません...。

かっこよくぼん!星野源!という画像付きの商品を載せたい...。

 

話が逸れましたが、

この本で綴られている星野源さんのAV女優さんへの目線がすごく素敵だったのです。

変態とはなんぞや。

そう思うようになってから徐々に自分の変化を感じ始めていました。

 

同性愛者ではないかと気付き始め、

女性へ対する自分の気持ちを確かめ、

同性愛者である自分を受け入れた。

 

それだけですごく生きやすくなったのです。

 

ですが自分が抱く感情と身の周りにおられる方とのギャップ。

比べるものではないはず、そう思いながらもあのコンプレックスがコンプレックスのままでした。

すごく悲しかったのです。

 

そうした中でつい昨日、

素敵で読む者を魅了する文をお書きになる方のTwitterを見ていると、ストリップに対して綴られた投稿がありました。

 

 

 

ものすごく熱い思いが込み上げてきたといいますか...。

コンプレックスという名の錘が外れ消えた。

 

本当に、本当に世界が広がったのです。

 

女性の魅力を声に出して言えるのは「可愛い」「綺麗」「おしゃれ」といった目線でしかいけないと思い込んでいたのです。

 

女性の体について同性が感想を述べることはおふざけか建前でしかないと思い込んでいたのです。

 

自分の見ている世界だけじゃ、狭かったんだね。

 

女性のおっぱいの美しいところや、

足の筋肉の美しさ、首筋のすらっとした綺麗なライン、お尻の膨よかさ、

女性そのものがとても美しく感じられます。

 

ストリップやポールダンスなど、

目の前で見たことが一度もありません。

ですがストリッパーさんやポールダンサーさんのお仕事に対する想いを目にした時、

感動しました。とても尊敬しています。

そういったところからも美しさが感じられます。

ストリップやポールダンスだけでなくフィットネスの大会で優勝されている方、

またそれに励まれている方々の思い、
すごく芯を持った素敵な女性ばかりで以前とは完全に見方が変わっております。
とても素敵で熱心で愛があって努力されていて日々一生懸命な方が自分の見えていない場所にたくさんいることを知りました。

ストリップ劇場へ行きたいです。ポールダンスを見たいです。

 

そしてやはり、私は女性が好きです。

 

性差別でも偏見でもなんでもありません。

私は初めて他者のおっぱいを見た時から女性を美しいと感じ、

女性へ恋心を抱き女性への愛があっただけです。

ただそれだけ。

ただそれだけのことが私の人生を愛のある人生に変えてくれています。

 

5歳頃の私に、今を伝えたいです。

あなたは愛に溢れた人間になれるようですよ。

と。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

一生懸命書きました。真っ直ぐに偽らずに...

犬を抱っこしたままのタイピングでこのような長文を打ったのが初めてなので肩がコリコリです。

ですが下手な文章でも自分の想いが言葉になっていく工程がすごく好きです。

これは誰に向けてのお手紙にするか...

届くべき人の元へ届くお手紙でありますように。

 

まなつさん、personal trainer yukoさん、星野源さん、色々な方々の価値観に触れ救われています。

感謝します。

 

同性愛者の方、同性愛者を受け入れられない方、異性愛者の方...。

 

どのような方でもこの文を読んで何かを感じて頂けたら。

いいなぁと思います。

 

最後に改めてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。