はじまりからおわりまで

人生はきっと愛だらけ

はじまりだよ

 

レズビアン
ネットで検索。アダルトコンテンツやLGBTsの言葉がずらりと並ぶねぇ。どうやってセックスするの?がすごく多いねぇ。逆にこっちが教えてぇって思うよぉ。正しいセックスのやり方、学校でもっとやろうよう。いやいやセックス話がしたかった訳じゃないです。

 

レズビアンの方々のブログ見ている。ありふれた日常や彼女への愛についてや個々の趣味から人生論まで様々な投稿があって更新が楽しみです。

 

セクシャリティ、全てを分けて名を付けていくとものすごい数になるとか。名なんて特にいらないと思うのだけど、レズビアンという言葉があるからレズビアンと伝えられることもあって。レズビアンという名になんの抵抗もない私は幸せな時代に生まれたのかもしれないなぁ。

同性愛を知ったのはいつだっただろう。考えたらこれだというものが見つかった。海外ドラマgleeでカートがゲイ、カートを演じているクリスもゲイである、というテレビからの情報だった。さらにサンタナレズビアンだった。サンタナレズビアン、書いていて思い出したわ。サンタナはブリトニーが好きだったんだなぁ。ブリトニーのちょっとズレたとこ、良かったなぁ。すごく素直で優しかったなぁブリトニー。男が好きな男、女が好きな女。ただそれだけで気持ち悪さなどは微塵も感じなかったし受け入れられる。何せよ好きになったアーティストが立て続けにゲイだという事を知ったんだもの。gleeのカート役クリスもアダム・ランバートも。良いなー好きだなーこの方。好きになったらその人のことをとことん知りたいのでクリスもアダムも調べた。ゲイと書かれている記事を目にして、「私は恋愛対象じゃない...」落胆。ゲイがどうのこうのというより好きになっても脈なしという状況にショックだった。いやいやそもそも恋愛出来る立場じゃなかろうが。私の世界はどこまでも広かったのだろうなぁ...。けれど同性愛とは自分と離れた場所にあるもののような感覚だった。

 

話はそこからかなり遡る。それは昼ドラがあった時代で、当時の昼ドラは子供目線で描かれているものもあれば大人の男女のドロドロとした愛物語まで。物語の深い意味を知らずただどこまでも続いていく話が面白く欠かさず観ていた。親の前でよく観たもんだ。

 

このドラマをご存知ですか。キッズウォー。懐かしいなぁ。すごく好きだったドラマだ。「ざけんなよ!」が流行ったなぁ。私の中でもメガヒットだった。学習机とセットの椅子。私の椅子はキャスターがついていて座面がクルクルと回る椅子だった。椅子全てがとても回る。今じゃ酔うだろうなぁ。ブランコで酔うもの。そのクルクル椅子を蹴る。「ざけんなよ!」キッズウォー主人公あかねの真似をして。クルクルクルクル〜。迫力は欠けていたものの「ざけんなよ!」の一言ですっかりあかねの気分だ。爽快だ。

 

ざけんなよブーム。学校ではさほど盛り上がらなかったが私のメガヒット、毎日ざけんなよだった気がするなぁ。校内で醸し出す、あかね感。あかねが好きだ!と公には言わずにクラスであかね的な存在になれるよう努めていた。頑張るところ間違えてないか。自分の好きなものは内に秘めておくタイプだったので他に自分と同じものが好きな人がいたら冷めてしまう。だから公に言わない。

 

あかねの強さに憧れていてあかねになりたかった。あかねは正義感溢れる良い奴だ。周囲の大人から疎外されるが我がを通し曲がったものには正面からぶつかっていく。私の思い出す場面では大人があかねを嫌ったり疎外していたと思う。恋物語の部分よりそこが頭にこびりついている。子供が大人へ立ち向かう。清々しい。大好きなあかね。

 

そのあかねを10歳の時学校で演じた。学校へ行き辛くなってしまったクラスメイトへ向けたメッセージ動画を作ろうということになって色々な企画を立てた。そのうちの1つに劇があった。この企画が素晴らしくて、このクラスはこんな楽しいことをしているよ。皆が一緒になって君を応援するよ!待っているよ!というメッセージを伝えようとするものだった。当時の担任へ敬意を表したい。あかねを演じられる喜びを味わっていた私とは違いたった一人の生徒のために他何十人もの生徒をまとめ、学校への抵抗感を軽くするための企画を実行した。あの担任が、全ての小学校に在籍していてほしいと思うくらい素敵な先生だった。

 

演劇部とその他もろもろ部があった。自分の出番がある演劇しか頭になかったのか他にどんな部門があったか今は忘れている。皆とにかく素敵だったことは覚えている...何してたっけ...。ごめんなさい。

 

演劇部ではまずあかねの演者を決めた。皆即決で私を指名した。クラスで一番怖いキャラだったからかあっさりと決まった。怖いキャラ、気に入ってたんだよなぁ。そして嬉しさを全力で噛み締めながらあかねを演じる時。あかねになりきる。(あかねは強い 怯まない 相手を睨みつける 正義のために)私は、にやける とにかくにやける 恥ずかしい 照れる あぁ嬉しい 私はあかねだ あかねだ 皆がこっち見てる もうすぐざけんじゃねーよだよ ざけんじゃねーよざけんじゃねーよよざけんじゃねーよ...

 

「じゃけんじゃねーひょ〜〜〜」

 

にやけながらのざけんなよはあかね感を一切感じられないものとなった。あっけなく終わり私のあかねはにやけたあかねで終わった。あかねになりきれない自分にガッカリしたっけな。私の大好きなあかね。あなたにはなれない...。

 

あかねになりきれず落胆してなのか、あかねに影響されたのか、好きな女の子に強くて逞しいと思われたかったのか、気が付くと11歳の私は男子服を着ていた。男子用のズボンに男子用の半袖。全て自分で選んで買ってもらっていた。ダボダボだった。背が高かったから似合ってた服もあったなぁ。ローテーションで毎日男子服を着ていた。たまにスカートを履いて登校し男子からいじられた。いじられるのが嬉しくて面白くて、たまーにスカートを履いて登校するのだ。ヘンテコ野郎だなぁ。スカートを履いていじられるのは私だけだったなぁ。平和だったなぁ。

 

男子になりたかったのかなと思い返してみるけど分からない。小学校1年生の頃から男子と仲が良く、女子同士ではうまくいかないことの方が多かった。私が女子を傷付けてしまったせいで誰にも相手にされなかったこともある。自業自得だし当時の女子には申し訳ない。男子とは割と早くに打ち解けられたけど女子とはそうはいかず、すごく仲が良くならないといつまで経ってもさん付けで呼んでしまっていた。すぐにあだ名で呼び会える人が羨ましかったなぁ。

 

男の子の輪に混じった方が楽だったのかもしれない。仲良くなろうと思って近づいた高校生のクラスメイトの男子がいた。懐かしい感じがしたし話したその時から好きだった。恋愛感情の好きだと思った。好きならばアタックせねばいかんと思いしつこくメールしたり告白もした。けれども恋愛感情の好きではないことに気が付いていなかった。彼は素敵だったし夢があるところを尊敬していたけど違ったんだなぁ。ただあの時私は自分の感情をごちゃ混ぜにして考えていて、友情の好きと恋の好きを分けられなかった。好きを恋と勘違いして告白しフラれた。悲しみもなく平気だった。むしろフラれるだろうと思っていた。友情からの好きでも恋と思えば恋なのかもしれないけれど、私にとっての恋は違った。キスしたかった訳でもないしされたい訳でもなかった。そうだよなぁ友情の好きだったもんなぁ。ただ友達として一緒に遊びたかっただけなんだよなぁ。

 

私はレズビアンと気付いてからまだ日が浅くて、ネットの情報を自分に当てはめたりもしている。気付いたときより戸惑いもなく受け入れていてレズビアンである自分が心地よくて好きなんだなぁ。女である自分が女性に恋していいって最高じゃないですか。嬉しいじゃないですか。

 

自分の気持ちを大事にすることは悪いことじゃないんだなぁ。けれど情報が多すぎたり偏りすぎたり、気を付けないといけない。ネットで見るレズビアンの専門用語的なものがよく分からなくてタチという言葉は最初イタチかと思った。バカだなぁ。バイはノンケに戻るから信用出来ないとか、そういう事実があるにしてもそういった情報を目にすると頭にこびりついて人の心を素直に見られなくなるよぉ。自分から選んで情報を得る意識を持ち続けることは大事だなぁ今の時代。

 

編集に編集を重ねてようやく少し納得のいく記事になった今日、3月8日は「国際女性デー」という日だそうだ。かっこいい響きだね。最後に今日目にした2つの記事、個人的に良いなと思った記事です。

 

https://www.cnn.co.jp/m/showbiz/35115824.html?ref=rss

 

バービー女の子に限らず男の子も手に取って下さいな。一体の人形がこのような形で作成されることって素敵です。

 

https://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/180308/prl1803081213092-s1.htm

 

そしてスロギー。私はスロギーものすごく大好きなので世界中でスロギー最高だよね!となるに違いないと。ほんと良いですスロギー。スロギーファンでスロギー。

 

とても長い文章になってしまったなぁ。3800字を超えてしまった。最後まで読んでくれた方ありがとうございます。文を読むと目が疲れてしまう私がお伝えしました、おめめをお大事に。たまにはホットアイマスクでおやすみください。